北京南西部のと郊外に、新鎮という目立たない町がある。60年以上前に原子力によってできたが、中国の原子力産業において、ここは最も歴史が感じられる場所である。
中国最初の重水炉とサイクロトロンがここに建設された。
中国の「両弾一艇」の多くの重要データがここに集まっている。
国家「両弾一星」功労賞の受賞者23人中、7人がここで功績を上げた。
10以上の原子力科学研究・生産機関に関与、建設支援し、「中国原子力科学技術の発祥地」「中国原子力産業の揺りかご」と言われている。
ここは中国の原子力産業のスタート地点で、中核集団中国原子力科学研究院の所在地である。記者はこのほど、新鎮を訪れ、中国の原子力産業の約70年にわたる波瀾を感じ、原子力技術が生活に広く応用されていることを認識した。