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japanese.china.org.cn |05. 05. 2019

「21世紀海のシルクロード」核心エリアの建設 さきがけとなる泉州

タグ: 一帯一路



泉州市石獅石湖港(撮影・新華社宋為偉記者)


 海運の要所として再び世界と繋がった泉州は、港湾の発展と時を同じくして、航空輸送ネットワークも拡大の一途をたどっている。2014年、泉州晋江空港は正式に国際空港へと昇格し、やがて中規模の国際空港にまで成長を遂げた。現在、泉州晋江国際空港には合わせて60本の旅客線が就航しており、そのうち国際旅客線は13本に達し、「空のシルクロード」として世界と泉州を繋ぐ交流の架け橋となっている。


 民間企業の海外進出と外資導入においては、陸路交通がしっかり整備されていることが必要不可欠だ。現在の泉州では既に、高速道路、国および省の幹線道路、農村道路が組み合わさった道路交通ネットワークが形成されている。ますます伸び続け、密度を増していく道路網は港と内陸を結び、港における貨物輸送の効率アップを促すだけでなく、港とリンクする経済圏を広げ、内陸部や農村の活性化にも寄与している。


 「日増しに進んでいく交通インフラ整備は、泉州の『21世紀海のシルクロード』先行エリア建設を支える基盤となり、産業発展の面でも企業の海外進出と外資導入のために良好な貿易環境を生み出しています」と劉さんは語った。 

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