中国経済の強靱さはどこからくるのか?

中国経済の強靱さはどこからくるのか?。

タグ:中国経済

発信時間:2019-05-08 17:47:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「メーデー」(5月1日)の連休期間中、一日あたり平均9266本の列車が疾走し、1万6千便の航空機が離着陸し、国内観光客受入数はのべ約1億9500万人に上り、銀聯ネットワークの取引金額は1兆2900億元(1元は約16.4円)に達し、中国人は一日に3225億元をモバイル決済で支払ったことになる。

こうした数字は中国経済の力強い内生的原動力の縮図だ。複雑で厳しい中国内外の情勢に直面しながら、中国経済の運営状況は今年に入って好調なスタートを切り、主要指標は合理的範囲にとどまって期待を上回り、強靱さを十分に示した。

経済は安定的に成長した。第1四半期の国内総生産(GDP)は約21兆3千億元で、2005年の通年のGDPを上回った。比較可能な価格で計算すると、前年同期比6.4%増加し、増加率は前期の水準を保った。国家統計局国民経済計算司の趙同録司長は、「GDP成長率は14四半期連続で6.4〜6.8%の水準を保ち、ここ数年の安定成長傾向が続いた」と述べた。

雇用は持続的に増加した。第1四半期の全国小都市の新規雇用者数は324万人に上り、通年計画の29.5%を達成した。小都市の失業者の再雇用者数は117万人、就職に困難を抱えた人々の雇用者数は39万人だった。3月の全国小都市の調査失業率は5.2%で、前月比0.1ポイント低下した。

物価は緩やかに上昇した。第1四半期には、全国の消費者物価指数が1.8%上昇し、上昇率は前期比0.3ポイント低下した。

国際収支はバランスを保った。第1四半期には、中国の物品貿易輸出入額が前年同期比3.7%増加した。3月末には、人民元の対米ドルレートは6.73元/1ドル(1ドルは約110.7円)で、前年末比1.9%上昇した。外貨準備高は3兆988億ドルに上り、前月末比86億ドルの増加となり、5ヶ月連続で増加した。

個人所得の成長率が経済全体の成長率をやや上回った。第1四半期には、全国の一人あたり平均可処分所得の実質成長率が6.8%に達し、GDP成長率を0.4ポイント上回り、一人あたり平均GDPの成長率も上回った。

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