中米閣僚級経済貿易協議 正念場にも従容たる中国

中米閣僚級経済貿易協議 正念場にも従容たる中国。

タグ: 中米貿易摩擦

発信時間:2019-05-08 17:54:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第11回中米閣僚級経済貿易協議をめぐる準備がカウントダウンに入る中、米側の対中追加関税引き上げに関する情報が国内外で幅広く注視されている。米側は今週金曜日に中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税を10%から25%に引き上げ、いわゆる残る3250億ドル相当に対しても近く25%の追加関税を課すとした。これにはまず米国で「米国の消費者に対する追加関税だ」と驚きの声が上がった。(人民日報「鐘声」国際論評)

同様のケースは以前にもあったが、最終的には暗雲を脱する希望が生じていた。国際世論の場では議論百出だが、物事の基本的論理が変わることはない。中国チームは協議のための訪米準備について依然「進行形」を保っている。

「乱雲飛び渡りなお従容」。これが中国の本領だ。中国側の立場と姿勢は一貫して非常に明確であり、それは米側もよく分かっている。過去10回の中米閣僚級経済貿易協議で、すでに多くの進展が得られた。これは誰の目にも明らかだ。協議はすでに正念場に達している。双方が共に努力し、向き合って進んで初めて、相互尊重を基礎に互恵・ウィンウィンの合意に達することができる。

中米間には当分解決の難しい厄介な構造的溝が確かにあり、対話と交流を通じて共に方法を考える必要がある。交渉の本旨は問題の解決であり、目標はウィンウィンの実現だ。従って、互いの懸念を真摯に受け止めることが不可欠だし、互いの適応可能性、実現可能性に対する寛容な心も不可欠だ。必死に大声を上げ、威圧的な言葉を吐いても中米経済貿易問題の解決にはならないのであり、ましてや関税の圧力は特効薬ではない。

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