中国のソフト産業、全面的な開放と協力を推進

中国のソフト産業、全面的な開放と協力を推進。

タグ:ソフト産業 全面的な開放

発信時間:2019-07-04 11:23:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 6月30日に開かれた中国ソフト産業発展状況記者会見において、工業情報化部情報化・ソフトサービス業司の謝少鋒司長は経済日報の記者からの質問に対して、「中国のソフト産業分野ではすでに、全面的な開放と協力の良好な発展の流れが形成されている。国際情勢がいかに変化しようとも、ソフト産業の開放と発展の扉はますます大きく開かれる」と回答した。


 謝氏は「中国のソフト産業は市場競争力をつけており、急速に世代交代し集団突破を実現する重要な時期に入ろうとしている。量の成長から質の向上の新たな段階を迎えている」と述べた。


 国際協力が活況


 中国のソフト産業の国際協力が近年掘り下げられており、スマート製造や産業のインターネットなどの分野における政策交流と協力が拡大し続けている。


 統計データによると、今年1−5月の中国のソフト産業の輸出額は、前年同期比5.5%増の187億ドルに達した。謝氏は「中国のソフト産業は引き続き対外開放を拡大する。世界各国と共にソフト産業の発展を推進し、情報技術交流及びソフト産業の成果の互恵・共有を推進することを願っている」と表明した。


 国家工業情報安全発展研究センターの推算によると、海外ソフト企業の昨年の中国における収入は約1946億ドル。政策のサポートと産業界の共同の努力により、海外ソフト企業は中国で急成長を実現し、世界のソフト産業の発展にも貢献できた。


 中国のソフト産業分野はすでに、全面的な開放と協力という良好な発展の流れを形成している。情報によると、中国は国際オープンソース生態建設に積極的に参与しており、その重要な功労者になっている。世界最大のオープンソースコードプラットフォームには中国の3000件以上のオープンソースプロジェクトがあり、クラウドコンピューティング分野で最も広く応用されている3件のオープンソースプロジェクトのうち、寄与度でトップ5の企業の中に中国企業がいずれも2社以上含まれている。


 融合発展を推進


 中国のソフト産業の規模と利益が急増している。中国の今年1−5月のソフト産業の営業収入は前年同期比14.7%増の2兆6300億元、利益総額は10.5%増の3228億元にのぼった。


 産業構造が持続的に改善されている。昨年のソフト製品、情報技術サービス、組込みシステムの収入の割合は31:55:14で、うち情報技術サービスの収入は前年比17.6%増となった。大手企業の利益総額の成長率は19.6%、売上利益率は9.2%。全業界が大企業と中小企業が調和的に発展する良好な局面を徐々に形成している。


 ソフトウェア定義が全面的に経済・社会の各分野に溶け込み、ソフトの革新によるけん引力が顕著になっている。中国のソフト情報サービスの消費に占める割合が現在46.8%にのぼっている。全国でネットワーク・コラボレーションを展開する企業の割合は33.7%、サービス型製造は24.7%、カスタマイズは7.6%。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月4日


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