現地時間13日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)理事会はベナン、ジブチ、ルワンダを第9陣となる新たな加盟国に承認しました。現在までにAIIBの加盟数は100カ国・地域に上っています。これについて、AIIBの責任者は、「一貫して提唱している多国間主義と開放で、協力の理念が幅広く認められたことを物語っている」と述べました。
12日と13日、AIIB第4回理事会年次総会がルクセンブルクで開かれました。今年の会議のテーマは「協力と相互連結」です。参加者はアジア・欧州の協力促進と相互連結、インフラ施設の融資、AIIBの戦略的発展と業務の展開などの議題をめぐって討議しました。
今回、注目に値するのは、新たに加盟したメンバーがいずれもアフリカの国であるということです。アフリカ開発銀行はこのほど、「アフリカ諸国は毎年インフラ施設の建設に1300億ドルから1700億ドルを投資する。しかし、680億ドルから1080億ドル前後の資金不足に直面している」と明らかにしました。そのため、アフリカの国々はAIIBを通じて、インフラ施設の建設と投資のけん引を望んでいるということです。
「中国国際放送局日本語版」2019年7月14日