中国の1人当たり乳製品消費量は世界平均の約3分の1にとどまるなか、巨大な市場余地を持つ中国は、乳製品消費で最大の潜在的市場となる。国内の乳製品メーカーも急速な成長期に入っている。
統計によると、2018年の全国乳製品企業(一定規模以上)は587社で、その主要営業収入は前年比10.72%増の3398億9千万元だった。今年上半期の乳製品企業の主要営業収入は前年同期比10.14%増の1902億5千万元。乳製品消費を習慣とする人が次第に増えたことに加え、製品刷新の加速もより多くの消費需要を刺激している。
中国乳業協会の調査によると、昨年末時点で、中国企業17社が域外で乳業向け投資を行っている。昨年の中国の乳業輸出入総額と輸入総額は初めて二つ同時に100億米ドルを突破し、中国は世界最大の乳業新興市場となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月3日