第16回中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)博覧会(東博会)が9月21日から24日まで、広西チワン族自治区南寧市で開かれた。これに合わせて、中国・ASEANビジネス投資サミットも21日から22日まで同時開催された。
ASEAN10カ国を含む30カ国以上から2800社以上の企業が参加し、中国・ASEAN博覧会は今や、アジアの投資・貿易を促進する重要な拠点となっている。
今博覧会の目玉の1つは「一帯一路」の国際展示ゾーンで、ポーランドや韓国、オーストラリアなど20カ国から131社が出展した。うち、ポーランドは欧州で初めてとなる特別招待国に選ばれた。
ポーランド・ウッチ大学アジア事務センターのドミニク・ミェジェイェフスキ主任は、「ASEANの皆さんにポーランド対する認識を深めてもらいたい。中国を通してASEAN諸国との協力関係が一層深まることを大いに期待している。中国はポーランドとASEANとの協力に極めて重要であり、欠かすことのできない役割を担っている」と述べた。
韓国の出展企業は、「今博覧会での韓国製化粧品の出展を通じて、今後とも中国南部や東南アジア市場への進出に力を入れていきたい」と意気込みをみせた。