李克強総理は17日午後に人民大会堂にて、米中ビジネス評議会(USCBC)のグリーンバーグ会長が率いる訪中代表団と会談した。
李総理は次のように述べた。
USCBCの創設は中米両国の国交樹立よりも早く、40年以上に渡り中米関係の発展の推進、双方の互恵協力の促進の建設的な力を発揮してきた。中米は世界最大の発展途上国、世界最大の先進国であり、両国関係の健康的かつ安定的な発展は双方及び世界にとって有利だ。双方は両国首脳の共通認識に基づき、協調・協力・安定の基調を貫き、平等と相互尊重を踏まえた上で、対話と協議により関連問題を解決すべきた。長期を見据え、地に足をつけ、両国の経済貿易関係が正しい軌道上で前進するよう推進するべきだ。USCBCを含む米ビジネス界の関係者が引き続き両国関係の発展を促進し、民間の相互理解を深めるため積極的な力を発揮することを願う。
米国側の代表者は次のように述べた。
米中の協力は双方の共通の利益に合致する。米ビジネス界は中国との接触を維持することを望んでおり、断絶、貿易戦争、追加関税を望んでいない。双方がチャンスをつかみ、協議と交渉を通じ実質的な意義を持つ合意に達することで、双方の企業が公平かつ確実な環境で望ましい競争を展開し共に発展することを願う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月18日