JETROは今年「食品+健康」をテーマに、日本企業を集めて輸入博に合同参加した。
「200枚の名刺を持って輸入博覧会に参加した。初日に配り終わるとは思っていなかった。弊社は輸入博覧会に初めて参加し、目標は中国で100社の定型パートナーを探すことだが、この目標の達成に自信を持っている」。日本のフジミツ株式会社の担当者は中国網記者にこのように述べた。
第2回中国国際輸入博覧会の食品館エリアで、日本貿易振興機構(JETRO)上海事務所の小栗道明首席代表は、「輸入博覧会は日本の中小企業に中国市場進出の大きな扉を開いた。世界にこれほど大規模で外国企業向け、輸入をテーマにした展示会はほかにない」と話した。
輸入博覧会に登場した日本製品
今年、JETROは同機構加盟企業158社を集めて合同参加した。日本からの参加企業の約半数を占め、その大部分が中小企業である。業種を見ると、今年は食品・農産品と医療・健康の2大分野に集中している。まず、この2大分野は中国が提唱する消費グレードアップ、生活の質の向上と密接に関わっている。次に、この2大分野は第1回輸入博覧会に参加した日本企業で契約率が最も高かった分野でもある。食品分野については、「高額」で売られた各種日本産の米や、日本酒をはじめとする酒類、海鮮・水産物、菓子、調味料などの業者がある。医療・健康分野は、介護用品と美容用品に日本の特徴が見られる。