中国経済網のネット番組に出演する対外経貿大学の龔炯教授
世界の注目を集めた第2回中国国際輸入博覧会(CIIE2019)が10日、閉幕した。中国が改革開放による恩恵を世界と分かち合おうとする大国の姿勢を示す形となった。
一方、外国企業による中国進出が相次げば、中国本土企業に一定の影響をもたらすのではないかと懸念する向きもあった。
これについて、対外経済貿易大学の龔炯(ゴン・ジオン)教授は中国経済網の経済番組『毎週中国経済』の中で、「競争は良い事だ。市場を保護していては前途はない」と指摘した。
龔教授は、競争は中国企業に影響ももたらすが、それだけではなく、競争の中で生き抜いた中国企業はより強い競争力を持ち、イノベーションを生み出し、延いては海外市場を開拓できるまでになるだろうとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月10日