中国大手電子商取引プラットフォーム天猫の今年の「ダブル11」の取引額は2684億元で、再び記録を更新した。
アリババ・グループの張勇会長は「販売額よりも技術的指標に関心を寄せている」と述べた。
データによると、天猫ダブル11の受注件数はピーク時に毎秒54万4000件に達し、世界記録を樹立した。この数値は2009年の第1回天猫ダブル11の1360倍だ。
菜鳥網絡の最新データによると、今年の天猫ダブル11の受注件数は前年より6時間45分早い16時間33分で10億件を突破した。
「ダブル11はアリババの技術発展にとって、常に最も重要な推進力だ。飛天クラウドOS、神龍サーバー、オーシャンベースなど世界クラスの技術は、ダブル11により鍛えられ成熟した」
情報によると、アリババは今年最も画期的な一歩を踏み出し、コアシステムの100%を公共クラウドに置いた。張氏は「技術更新が非常に早く、大規模もしくは技術が先進的だからといって枕を高くして寝ることのできる企業はない。進まなければ下がることになるため、未来を見据え新技術を絶えず創造しなければならない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月12日