中国人民大学報告「中国経済には強い弾力性と強靭性」

中国人民大学報告「中国経済には強い弾力性と強靭性」。

タグ:中国経済

発信時間:2019-12-04 18:06:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人民大学国家発展・戦略研究院が11月30日に発表した「2019-2020年中国マクロ経済報告━━構造調整の難関攻略期における中国マクロ経済」によると、今年は中国マクロ経済の柔軟性と強靭性が全面的に立ち現れた年だったという。「経済日報」が伝えた。

同大の劉元春副学長は、「2019年に中国内外の経済下ぶれ圧力に直面して、中国は一方では『6つの安定』政策を通じて積極的に対応し、マクロ政策の周期に逆行した調整の力を強化した。また一方では各種改革措置を次々に打ち出して成長のポテンシャルを高め、マクロ経済運営の全体的な安定を確保した。中国経済の各方面では下ぶれ圧力が強まり、経済成長率は鈍化したにもかかわらず、『6つの安定』措置は予想を上回る成果を上げた。中国マクロ経済は中国内外の要因の挟み撃ちに合いながら予想を超えた安定を維持し、過去1年あまりのグローバル経済の低迷と中米貿易摩擦による『圧力』を持ちこたえ、中国経済の弾力性と強靭性を十分に示した」と述べた。

劉氏によると、「グローバル経済の低迷期の挑戦に直面して、多くの悲観論者は中国経済に対し過度に悲観的な予測を打ち出している。しかし事実が証明するように、この1年間、中国のハイテク企業は依然として好調な経営業績と発展傾向を維持した。貿易成長率はプラス成長を維持し、対外貿易の安定がほぼ実現した。外資系企業の直接投資と外貨準備が目に見えて反転し、外貨の安定がほぼ実現した。同時に、中国の重大金融リスク難関攻略戦が段階的な勝利を収めた。ビジネス環境は改善を続け、起業・イノベーションの熱意が高まり、都市部の雇用状況は全体的に安定し、個人の収入が速い伸びを維持した」という。

また劉氏は、「中国経済は極めて強いリスク対抗力を示し、多くの悲観論者が予測したような極端な現象が出現しなかっただけでなく、世界の主要エコノミーの動きに比べ、中国の経済成長は引き続き先を行き優位性を維持している」と述べた。

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