米国、南米2国の鉄鋼・アルミ製品への追加関税を再開か

米国、南米2国の鉄鋼・アルミ製品への追加関税を再開か。

タグ:関税

発信時間:2019-12-04 18:11:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国のドナルド・トランプ大統領は2日にツイッターで、「ブラジルとアルゼンチンは為替操作を行い、米国の農民の利益を損なっている」と指摘し、「対抗措置として南米の両国の鉄鋼製品とアルミ製品への高額の関税を再開するつもり」と発信した。

トランプ氏は、「ブラジルとアルゼンチンはこれまでずっと自国通貨を切り下げており、米国の農民には不利だった。そこで、私は両国から米国に輸入される鉄鋼・アルミに対する関税を直ちに復活させる」と述べた。

トランプ氏は詳細を明らかにしておらず、米通商代表部(USTR)もまだコメントを出していない。

トランプ氏は昨年3月、輸入鉄鋼・アルミ製品が米国の『国家安全保障』に脅威になるとして、米国市場に流入する鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の関税を課すと発表した。米国はその後、いくつかの国を免除の対象とし、ブラジルとアルゼンチンが含まれていた。

米国は昨年6月1日から欧州連合(EU)原産の鉄鋼・アルミ製品に追加関税を課している。EUは同月に対抗措置として、米国製品総額28億ユーロ(1ユーロは約120.2円)相当分に追加関税を課すことを決定。双方の貿易交渉は行き詰まっている。

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