中央広播電視総台央視財経フォーラムの主催で『大使とCEOの晩餐会』が12日夜、北京で開かれた。出席した各国の駐中国大使らからは、中国経済の先行きを楽観視する声が多く聞かれた。
ブラジルのパウロ・エスティバレ・デ・メスキータ大使は、「中国政府は経済運営のかじ取りが非常に上手だ。国際環境も自国経済も厳しい局面にあるなか、改革開放を続ける一方で、適切な経済成長を維持すべく様々な景気刺激策を打ち出してきた。来年も経済成長が続くと信じている」と述べた。
コロンビアのルイス・ディエゴ・モンサルベ・ホヨス大使は、「各国の経済が低迷するなか、中国経済は毎年6%台の成長率を維持しており、非常に安定している。デジタル経済の発展により、中国は量から質へと成長モデルの転換を進めている。すでに世界第2の経済大国に成長しているため、かつてのような高い成長率は望めないが、今後もそれなりの成長を維持できるだろう」