中国初の1000トン級高速鉄道用箱桁運搬・架設一体型装置
中鉄十一局集団の作業員が22日、重さ1000トンの箱桁を福厦高速鉄道湄洲湾跨海大橋に架設した。これは中国初の1000トン級高速鉄道用箱桁運搬・架設一体型装置の使用成功を意味する。中国の高速鉄道装備の製造・施工水準に重大な進展があった。新華社が伝えた。
1000トン級高速鉄道用箱桁運搬・架設一体型装置は、中鉄五院と中鉄十一局集団漢江重工が共同開発した。中国で現在機能が最も揃った高速鉄道橋施工設備で、箱桁を持ち上げ運搬し架設する機能を一体化させている。スマート化の程度が高く、24メートル、32メートル、40メートルという各径間の高速鉄道用箱桁の施工作業が可能だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月22日