国際通貨基金(IMF)は24日に発表した最新の世界経済見通しで、2020年の成長率をマイナス4.9%とし、4月に予測したマイナス3%から下方修正しました。また、中国が主要経済体の中で唯一、成長を保つと予測しています。
IMFのチーフエコノミスト、ギータ・ゴピナート氏は中央テレビ(CCTV)のインタビューに対し、「中国の今年の経済成長見通しを4月時点の1.2%から1.0%に下方修正した。それは個人消費の成長が鈍化しているためだ。その一方、投資とサービス分野で良い兆しが見られたため、成長見通しをわずかに調整した。ただ、輸出の観点から見て、世界の経済見通しの下方修正は中国経済に影を落とす」と指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年6月27日