低硫黄燃料油先物が22日、上海先物取引所国際エネルギー取引センターに上場した。これは原油、鉄鉱石、PTA、ゴム(TSR20)に続く5つ目の対外開放先物取引品種となった。
22日に上場した低硫黄燃料油先物の契約は計6件。上場基準価格は1トンあたり2368元。運行は現在安定的で、予想に合致している。
燃料油は国際航行船舶の主要燃料で、中国は燃料油の輸入・消費大国だ。低硫黄燃料油先物取引の展開により域外取引者を導入し、越境決済多元化開放ルートを模索することは、世界の現物市場の需給状況をより直接的に反映し、低硫黄燃料油業界の合理的な価格設定メカニズムの形成を促進する上で有利だ。域内外の企業にオープンで連続的で透明な価格シグナル、効果的なリスク管理ツールを提供できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月25日