注目の中国経済の「中間報告」が16日発表された。国務院新聞弁公室が16日午前10時に開いた記者会見の席上、国家統計局の劉愛華報道官は今年上半期の国民経済運営状況を紹介し、記者からの質問に回答した。新型コロナウイルス感染症のショックを受け、中国経済は第1四半期に後退を余儀なくされ、国内総生産(GDP)が前年同期比で6.8%減となった。第2四半期のGDP成長率はマイナスからプラスに転じた。
上半期の国内総生産の速報値は速ほベースで45兆6614億元で、比較可能な価格で計算すると前年同期比1.6%減。四半期別に見ると、第1四半期は6.8%減、第2四半期は3.2%増。産業別に見ると、第一次産業付加価値額は0.9%増の2兆6053億元、第二次産業は1.9%減の17兆2759億元、第三次産業は1.6%減の25兆7802億元。第2四半期の国内総生産は前四半期比11.5%増。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月16日