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japanese.china.org.cn |12. 09. 2020

山奥の茶館

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(脱贫攻坚·扶贫印记)(1)深山茶馆



 楊嶺村は六盤山の山奥に位置する。以前は寧夏回族自治区固原市涇源県大湾郷の典型的な貧困村だったが、脱貧困の取り組みにより生まれ変わり、各地から観光客を迎えるようになった。


 楊嶺村の村人の馬克俊さん(63)も、新しい仕事を手にした。涇源県は2017年に閩寧鎮と協力し、一部の村人を福建省の視察・学習に送り出した。その参加者になった馬さんは山奥を出ると、茶館を開こうと思い立った。馬さんは実家に戻ると、自宅で飼っている牛を村の大型牧場に預け、「老馬茶館」を建設した。現地は近年引き続き正確な貧困扶助を推進し、農村インフラの建設を拡大している。楊嶺村の生態環境が目に見えて改善され、名を慕い訪れる観光客が後を絶たない。


 今や楊嶺村には茶館があるが、多くの村人は農村生活を体験できる民宿を経営している。村が昨年開催した「山花祭り」には十万人弱の観光客が集まった。観光業は現地の人々が貧困から脱却し富を築くための新たな道になった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月12日



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