2020湖南国際グリーン発展博覧会(以下「博覧会」)が24日、湖南省長沙市で開幕した。今回の博覧会は24日から26日にかけて湖南国際会展センターで開催される。テーマは「グリーン・リサイクル・発展」。グリーン責任精神、節約・リサイクル意識、持続可能な発展理念、グリーンなライフスタイルをさらに人々の生活に浸透させ、グローバル化されたグリーン発展の交流・展示・協力の場を築いていく。
中国国際貿易促進委員会副会長の張慎峰氏、湖南省政治協商会議副主席の胡旭晟氏、アラブ首長国連邦(UAE)駐中国全権ビジネス公使のアイシャ氏、中国物資再生協会会長の許軍祥氏が開幕式に出席し、挨拶した。またネパール、ラオス、パキスタン、タイ、スイス、セルビア、オーストリア、日本、ポーランドなどの13ヶ国の在中国公館職員、ビジネス協会代表者が招待を受け、開幕式に出席した。
張氏は挨拶の中で、「グリーン発展は生態文明建設の必然的な要求だ。博覧会の開催は、湖南省が生態文明建設の実施を貫徹するための重要措置であり、グリーン産業国際交流・協力を推進する重要な場でもある。今回の機会を利用し出席者と十分にコミュニケーションを図り、協力を積極的に検討し、実務的な成果を手にしたい」と述べた。
胡氏は「湖南省は終始、供給側構造改革の推進の取り組みを高品質発展推進の根本的な措置とし、生態環境保護産業の発展に力を入れている。すでに分野・業界を跨ぐ、各種経済形式が共存する産業体系を初歩的に形成しており、一連のコアコンピタンスを持つ環境保護リーディングカンパニーを育成している」と説明した。
アイシャ氏は挨拶の中で、「UAEと中国は経済貿易交流が密接で、双方のハイレベル代表団が頻繁に相互訪問している。湖南省の今回の博覧会開催は時宜にかない、国際グリーン産業発展をめぐる協力を掘り下げ、国際グリーン製品貿易の円滑化を促進している。私は積極的に双方の企業の架け橋となり、双方の企業が国際協力を展開し、グリーン発展の各自の分野の投資・協力チャンスを共に模索することを促進していく」と述べた。
今回の博覧会の展示面積は2万2000平方メートルで、「循環型経済、環境保護産業、グリーン製造、新エネ」という4つのテーマの展示エリアを設置。出展企業は400社以上で、第1回博覧会を踏まえた上で「環境保護産業専門エリア、グリーン製造専門エリア」を追加している。より多くのグリーン産業をカバーし、出展企業とバイヤーにより全面的なグリーン産業の交流の場を提供する。
新型コロナ感染症の予防・抑制常態化を背景とし、世界の出展企業と専門的な来場者がより安心して博覧会に参加できるようにするため、今年の博覧会は初めて「オンライン博覧会」を設置した。新しいオンライン博覧会を打ちたてたほか、全メディア・全過程のオフライン+オンライン立体展示を特別に実施し、3日間のオフライン展示を年中無休に拡大する。また企業の展示ブース、展示品、ビジネスチャンスを365日オンラインにする。現在までオンライン博覧会はすでに260社以上の企業の情報を集めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月26日