中国・ブラジル貿易投資シンポジウム並びに中国・ブラジル商務理事会年次総会が10日、重慶市で行われた。双方の代表者はポストコロナ時代の両国の協力のチャンス、挑戦、リスク対応に焦点を絞った。インフラやデジタル経済などが協力のキーワードになった。
今回の会議は中国国際貿易促進委員会が主催し、「オンライン+オフライン」の形式で行われた。
ブラジル中国企業家委員会のルイス・ネイヴス委員長は、中国の新型コロナウイルスワクチン及び両国の協力に期待しており、共に現在直面している挑戦を乗り切る願いを示した。
新型コロナは今年、世界経済に深刻な衝撃を及ぼしたが、両国の経済貿易協力は逆境のなか成長した。中国国際貿易促進委員会の張少剛副会長によると、双方の1−9月の貨物貿易額は前年同期比4.0%増の865億1000万ドルにのぼった。これは両国関係の基礎が厚く、高い強靭性を持ち、互恵・ウィンウィンであることを十分に示した。両国の経済は相互補完性が顕著で、発展の大きな潜在力を秘めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月10日