浦東開発開放30年の歩み　中国の発展理念を示す

 

　東中国海の浜、浦江の東岸。夜になると、ここは建物がキラキラ光り、色とりどりの光と対岸の100年の外灘が互いに引き立て合う。

　30年前、党中央は浦東開発開放の重大戦略を決定し、世界に中国は改革を継続し、開放を拡大するというシグナルを発した。

　30年の努力を経て、浦東地区の総生産額は1990年の60億2400万元から2019年には1兆2700億元に増え、1人あたり生産額は22万9100元（約3万3200ドル）に達した。一連の改革措置により、浦東は全国に進出し、多国籍企業が浦東に根を張り中国発展の利益をシェアし、優秀な青年が浦東で起業し夢を叶えた。浦東の開発開放の成功は、改革開放が現代中国の命運を決める重要な方法であることを示したと同時に、中国特色社会主義の制度面の優位性と旺盛な生命力も示した。