中国商務部の公式サイトによると、先週(11月30日-12月6日)、商務部の観測データで、中国全国の食用農産物の市場価格が前の週より2.5%上昇した。
食糧・食用油の価格は安定を保ちながら上昇する流れを維持した。なかでも、菜種油の卸売価格は前の週から横ばいとなり、大豆油、ピーナツ油、米、小麦粉の卸売価格は前の週と比べてそれぞれ0.6%、0.3%、0.2%、0.2%上昇した。
肉類の価格はやや上昇。うち豚肉の卸売価格は1キログラム当たり41.98元と6%上昇し、羊肉は0.8%、牛肉は0.4%上昇した。
家禽類の価格は下落傾向から回復。うち白条鶏(羽や内臓を取り除いた鶏)の卸売価格は0.7%、卵の卸売価格は0.2%上昇した。
水産物の価格はやや上昇。うちフナ、タチウオ、コイの卸売価格はそれぞれ0.7%、0.5%、0.3%上昇した。
30種類の野菜の平均卸売価格は1キログラム当たり4.73元と2.4%上昇。うちペポカボチャ、ネギ、きゅうりの卸売価格はそれぞれ12.6%、11.8%、7.9%上昇した。
6種類の果物の平均卸売価格は0.9%上昇。うちスイカ、みかん、バナナの卸売価格はそれぞれ7.3%、0.9%、0.4%上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月8日