中国国産の時速350キロ高速貨物列車がラインオフ

　中国国産の時速350キロの高速貨物列車が23日、河北省唐山市の中国中車唐山機車車両有限公司（以下同社）で正式にラインオフした。

　同社が先頭に立ち、国内の有力機関と共同で難関突破に取り組み、3年余りの努力により時速350キロの高速貨物列車の開発に成功した。

　同社製品研究開発センター高級エンジニア、高速貨物列車チーフデザイナーの梁永廷氏はインタビューに応じた際に「高速貨物列車は中国の時速350キロ高速列車プラットフォームをベースとし、運搬システム、走行システム、スマート積卸し設備、スムーズ積卸しなどの各種レール交通貨物輸送高速化重要技術を把握した。初めて高速貨物列車の積卸し用の大きく開くドア、標準コンテナ系図化製品、モジュール化貨物輸送専用床などの全シリーズ積卸し設備を作った。積卸しの作業効率を大幅に上げ、大積載、大容積、スムーズな積卸し、貨物の中途管理を実現した」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年12月24日