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japanese.china.org.cn |12. 01. 2021

習近平総書記「社会主義現代化国家の全面的建設における良いスタートを」

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習近平総書記「社会主義現代化国家の全面的建設における良いスタートを」

省部級主要指導幹部を対象とした中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(五中全会)精神の学習及び貫徹に関する特別セミナーが11日午前、中央党校(国家行政学院)で開かれた。開講式では、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が重要談話を発表し、「新発展段階に入り、新発展理念を貫徹し、新発展構造を構築することは、我が国の経済・社会発展の理論的法則、歴史的法則、現実的法則により決定づけられている。新発展段階に入ることにより我が国の発展の歴史的位置づけが明確になり、新発展理念の貫徹により我が国の現代化建設の指導原則が明確になり、新発展構造の構築により我が国の経済現代化の道筋の選択が明確になる。中国共産党第19期五中全会の精神を深く学び、断固として貫徹し、新発展段階を正確に把握し、新発展理念を深く貫徹し、新発展構造の構築を加速し、第14次五カ年計画期間における質の高い発展を推進し、社会主義現代化国家の全面的建設における良いスタートを確実に切る必要がある」と強調した。人民日報が伝えた。


開講式は李克強中共中央政治局常務委員が司会を務め、栗戦書中共中央政治局常務委員、汪洋中共中央政治局常務委員、王滬寧中共中央政治局常務委員、趙楽際中共中央政治局常務委員、韓正中共中央政治局常務委員、王岐山国家副主席が出席した。

習総書記は、「新発展段階は、社会主義初級段階の中の1つの段階であると同時に、その数十年間の蓄積を経て新たな出発点に立った段階にあたる。そして新発展段階は、我が党が人民を指導して立ち上がり、豊かになることから、強くなることへの歴史的飛躍を迎える新たな段階だ。新中国成立以来、特に改革開放の40年余りのたゆまぬ奮闘を経て、我々はすでに新たな道を切り開き、新たなより高い目標を達成するための十分な物質的基礎を有している。新中国成立後まもなく、我が党は社会主義現代化国家の建設という目標を打ち出した。今後30年は我々にとって、この歴史的大志を実現する新発展段階だ」と指摘。


また習総書記は、「新発展理念は系統的理論体系であり、発展の目標・原動力・方式・道筋などの理論及び実践に関する一連の問題に答え、発展に関する我が党の政治的立場、価値指向、発展モデル、発展路線など重大な政治的問題を明らかにする。全党が新発展理念を完全に、正確に、全面的に貫徹しなければならない。第1に、新発展理念を根本的趣旨から把握する。第2に、新発展理念を問題指向で把握する。第3に、新発展理念を憂患意識から把握する必要がある」と強調した。


習総書記は、「国内の大循環を主体とし、国内と国際的な2つの循環『双循環』が相互に促進する新発展構造の構築を加速することは、第14次五カ年計画『提議』が打ち出した、我が国の発展の全局に関わる重大な戦略任務であり、全局的観点から正確に把握し、積極的に推進する必要がある。自らに立脚し、国内の大循環をスムーズにして初めて、国際環境の激変に左右されず、常に活気に満ちて、発展していくことができる。予見可能または予見困難な様々な暴風雨の中で、我々の生存力、競争力、発展力、持続力を強化する必要がある」と指摘。


さらに習総書記は、「社会主義現代化建設に対する中国共産党の全面的指導を強化する必要がある。中国共産党第19期五中全会の精神の貫徹実行に当たっては、中国共産党第19期四中全会の精神の貫徹実行と緊密に結びつけ、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化を推し進め続け、社会主義現代化建設に対する中国共産党の指導を機能配置上さらに科学的・合理的にし、体制・制度上さらに整備し、運用・管理上さらに効率的にするよう推し進める必要がある」と強調した。(編集NA)


「人民網日本語版」2021年1月12日