中国で今月開かれた両会(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)の成果に国際社会が強い関心を寄せている。各国の有識者らは「十四五(第14次5カ年計画、2021~25年)」要綱は中国の将来の発展の青写真を描いており、中国が環境配慮を優先し、グリーン発展に着実に取り組んでいることも、中国の責任ある姿勢を反映したものとなっているとの見方を示した。
各国の有識者からは「第14次5カ年計画の内容は経済発展やイノベーション推進、民生福祉など幅広い分野にわたっており、中国が発展の新たな段階に入り、質の高い発展を推進するという明確なシグナルを発信している」との声が多く上がった。
同計画はまた、環境に配慮した低炭素の普及推進を加速し、「生態文明の建設」を引き続き強化するものだと指摘。特に、CO2排出のピークアウトとカーボンニュートラルに向けた取り組みは、世界の気候変動に対する対応に大きく貢献するもので、中国の責任ある姿勢を示したものとなっているとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月20日