中国家電博覧会では、中国企業の存在感を強く感じました。今回、ひときわ大きく展示していたのは、ハイアール、TCL、ハイセンスの3社でした。
●ハイアール
今回の展示会では10800㎡の最大展示面積だったハイアール。総合的展示によって、ハイアール製品のある生活がどのようなものになるかをイメージさせるものでした。
●TCL
1981年に設立された広東省に本社を置く家庭用電子機器企業TCL。世界160以上の国や地域で展開し、2019年度テレビ販売量世界第2位を占めています。今回の展示品は映像はもとよりオーディオ面でプライベートシアターレベルを実現。
●ハイセンス(Hisense)
ラジオ工場として1969年に山東省青島市で設立されたハイセンス。展示されていたタッチスクリーンでは、細かな圧力感知で自由に直接に絵を描くことができるなど、大型モニターの新たな可能性を感じるものでした。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月27日