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japanese.china.org.cn |10. 04. 2021

日本の著名デザイナーが手掛けた小米の新ロゴ ネットではツッコミも

タグ: 小米



中国のスマートフォンメーカー・小米(シャオミ)が3月30日夜に開催した春季の新製品発表会で、同社の創業者である雷軍(レイ・ジュン)董事長兼最高経営責任者(CEO)は、電気自動車(EV)の生産に参入する計画を発表した。さらに雷氏は、今月6日夜のライブ配信で、第1号モデルの価格帯は10-30万元(1元は約16.75円)になる計画であることを明らかにした。

その他、新製品発表会で、雷氏はブランドロゴを刷新すると発表。新しいロゴが出来るまでの経緯はなかなか立派なものだ。。国際的な著名デザイナー・原研哉氏が3年かけてデザインし、費用は200万元という。しかし、新ロゴ発表後、多くのネットユーザーから、「雷氏は騙されている。すぐに通報したほうがいい」との声が寄せられた。


4月6日夜のライブ配信で、雷氏は新ロゴについて、「ロゴは、四隅の角を丸くしたデザインに変わり、字体、字幅、字間、さらに、色も調整した。そして、ロゴタイプも『xiaomi』になった」と述べた。さらに、「3年前にこの新しいロゴを見た時は、見慣れなかった。でも、原研哉氏から、『1週間もすれば見慣れる』と言われた。それから2年間見ているうちに、とてもいいと感じるようになった。この新しいロゴは、若々しく、高級感があり、オシャレだ。そこでさらに1年かけて調整を行い、発表した」と説明した。

しかし、「ブランドの重大アップグレード」という謳い文句で発表されたロゴを見た人々は、「え?これ?四隅の角が丸まっただけなんだけど。もしかして、『最高級の食材は最もシンプルな調理方法しか必要としない』のと同じということ?」という思いを抱いているようだ。 (編集KN)

「人民網日本語版」2021年4月8日