経済>
japanese.china.org.cn |17. 04. 2021

アーモンドで貧困から脱却=新疆・ヤルカンド県

タグ: 貧困脱却

アーモンドで貧困から脱却=新疆・ヤルカンド県_fororder_E1


 新疆ウイグル自治区ヤルカンド県は中国最大のアーモンド(漢字表記:巴旦木/ハタンキョウ)の栽培基地で、約6万6000ヘクタールもある栽培面積で「アーモンドの郷」とも呼ばれています。ヤルカンド産のアーモンドは栄養が豊富で、皮が薄く肉厚なことで、消費者に好まれています。近年、ヤルカンド県は加工企業、合作社、農家が連携する形で、アーモンドの付加価値の向上に努めてきました。こうした取り組みにより、アーモンドを農家が貧困から脱却して豊かになる上での「金の果実」にしました。

 現在、現地の合作社が買い付けた農産品は天津市、河南省、安徽省など多くの省と市に販売され、年間売上高は1千万元(日本円でおよそ1億6700万円)に達しました。現地にある31人の貧困家庭の子どもも合作社で仕事が見つかったことで、貧困からの脱却を実現しました。(馬げつ・Yan)

アーモンドで貧困から脱却=新疆・ヤルカンド県_fororder_E2


アーモンドで貧困から脱却=新疆・ヤルカンド県_fororder_E3