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japanese.china.org.cn |18. 04. 2021

「十四五」新たな道へのスタート:生物の多様性を保護し、生態系の安全を確保

タグ: 第14次五カ年計画

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 中国は生物の多様性に恵まれた国だ。「第14次五カ年計画(十四五)」と2035年長期目標綱要で、「中国は生物多様性保護ネットワークを構築し、国家が重点的に保護する希少な野生動植物の絶滅危惧種とその生息地の保護・修復を強化、自然生態系の安全境界線を守り、自然生態系の質的向上を全面的に促す」と提起された。


 「十四五」計画綱要は、自然保護区の保護範囲と機能別ゾーニングを科学的に確定し、各種保護区の統合・整理を加速、国立公園を主体に自然保護区を基礎とした各種自然保護区が補完する形の自然保護区体系を構築すると明らかにした。


 中国では、国立公園のほかに湿地帯も生物多様性保護の重点エリアとなっている。国家林業草原局によると、中国は「十四五」期間中に、長江経済ベルトや京津冀(北京市、天津市、河北省)など国家の重要戦略に関わる湿地保護修復重点プロジェクトを実施し、湿地の保護・修復を強化する。


 また、長江の生物の多様性を回復させるために、2020年に長江流域の332の水生生物保護区で全面禁漁措置を初めて実施した。2021年には、長江流域の重点水域でも10年間の全面禁漁措置を開始した。


 「十四五」計画綱要はまた、長江・黄河などの大河や重要な湖沼の生態保護と管理を強化するとともに、重要な生態的回廊(コリドー)の建設と保護を強化、自然林と湿地の保護を全面的に強化し、湿地保護率を55%に引き上げるべきと提起した。


   「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月18日