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japanese.china.org.cn |19. 04. 2021

「ボアオ号」機が就航 瓊海の空中の名刺に

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 「ボアオ号」機の就航セレモニーの様子


 4月13日、海航集団傘下の金鵬航空と瓊海市政府の初の合作機「ボアオ号」が浦東空港を出発し瓊海ボアオ空港に到着した。


 「ボアオ号」は瓊海観光経済を促進し、観光を宣伝することを目標とし、「療養レジャー新スポット」「会議・展示の新高地」をスローガンに、紅色娘子軍やボアオ・アジアフォーラムなどの瓊海市の観光スポットと建築物と結びつけ、海南省花の三角梅を見所とし、全国にボアオを紹介する。


 命名式で瓊海市政府の李熙副市長は、航空機メディアの展示を通しより多くの観光客に瓊海市の特徴的な療養の旅を知ってもらい、ボアオ楽城国際医療観光先行区の最新医療情報を紹介し、多くの消費者を取り込みたいと話した。李熙氏は、上海・ボアオ線の就航は、上海現代化国際大都市の効果を通し、生産要素の流動を加速化し、瓊海市の医療及び療養産業の発展に活力を注ぐと同時に、長江デルタ地区の旅行者に移動の選択肢を増やし、良好な経済循環における優位性を相互補完し、業界の質の高い発展を促すと見ている。


 金鵬航空の于文勇総裁は、「上海・ボアオ線の過去1年の運航実績は予想をはるかに上回り、金鵬航空の上海発着便の中で最も好成績を収めている線である。搭乗率の平均は75%に達し、両地の旅行者のニーズが高いことを示している。就航時の週2便から毎日1往復に調整し、両地の旅行者の移動を十分に保障している」と述べた。


 同便の開通後、両地を行き来する旅行者は累計5万人を超え、江蘇・浙江・上海地区と瓊海および周辺地区のビジネス・観光協力を促進した。うち、上海地区の専門家・医師、ハイエンド療養観光客のボアオ往復は1万人に迫り、上海とボアオ楽城の2大国際医療地区を結ぶ空中の橋となっている。


 金鵬航空は国内で最初に上海地区と海南島の3つの民間機空港を往復する便を運航した上海基地航空会社である。この1年で、同社は瓊海市政府と連携し、「航空+目的地の商品」の組み合わせを通し、上海と瓊海の人材、技術、経験の双方向流通を推し進め、海南省の特徴的な療養観光の名刺を形成し、瓊海および周辺地区の産業発展を促した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月19日