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japanese.china.org.cn |06. 05. 2021

1日からの5連休 中国内観光客数はコロナ前を上回る2億3000万人に

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 文化・観光部は5日夜、今年の5月1日からの連休中の観光市場データを発表した。統計によると、1-5日の全国国内観光客数は前年同期比119.7%増の2億3000万人で、比較ベース統計でコロナ前の同期の103.2%まで回復した。国内観光収入は138.1%増の1132億3000万元で、比較ベース統計でコロナ前の同期の77.0%まで回復した。


 文化・観光部によると、全国の約1万2000カ所のA級風景名勝区が連休中正常に開放され、全国A級観光地の約9割を占めた。全国AAAAA級風景名勝区を訪れた観光客数は約4800万人。


 各地が連休中の観光地の予約制による人流制限情報を発表すると、観光客は人気目的地とピークを避けて外出した。中西部地区は気候が快適で、ピクニック、自然風景の観賞、グルメ、ネット上の有名スポットに多くの観光客が集まった。観光市場が活気づいた。四川省の稲城亜丁風景名勝区は、国家AAAAA級風景名勝区に指定されてから初の観光客のピークを迎えた。風景名勝区は安全かつ平穏で、秩序正しかった。


 感染症の常態化を受け、観光客はオフピークの外出を心がけている。3・4級都市が徐々に、より多くの観光客の観光地になっている。多くの観光客が大自然の中で静けさとのどかさを味わい、農村のスローライフを体験している。登山、花見、果物狩り、バーベキュー、釣りなどの体験型イベントが好評を博している。


 観光に意欲的な町の若者、農村部住民が増えていることに注意が必要だ。文化・観光部データセンターのビッグデータ観測によると、農村部の住民のうち14.3%が旅行した。旅行する農民の割合も上がっている。


 他にも文化的要素が、観光地の魅力と観光客の体験性を高める重要な要素になっている。高品質の文化活動が多くの観光客の参加を促し、達成感を与えている。全国各地で連休中、ミュージックフェスティバルが20数回催された。休日の過ごし方として、文化・娯楽、読書・レジャー、文化館・博物館旅行が人気になっている。図書館、博物館、文化館を訪れる観光客が大幅に増えている。中国国家博物館、広漢三星堆、上海自然博物館などが多くの来館者を迎えた。国家大劇院、北京京劇院、梅蘭芳大劇院、成都博物館、広西民族博物館などの文化場・館は、中高齢の観光客に豊富で多彩な文化の盛宴をもたらした。



 文化・観光部によると、観光客は連休中の旅行で、高品質のレジャーへの重視を強めた。プライベート、カスタマイズ、小型化が主流になった。高級ホテルが観光客から好評で、長沙市、西安市、杭州市、成都市などの人気都市のホテルの特色ある部屋が満室になった。杭州市、青島市、長沙市などの高級レジャー民宿の客室稼働率が高く、一部の予約は6月末まで埋まっている。


 全国観光監督管理サービスプラットフォームの観測データによると、連休中の団体客の平均人数は14.67人で、2019年より25%減少した。団体旅行の小規模化の流れが顕著だ。

 

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月6日