「経海001号」
アジア最大の深海スマート養殖用魚ケージプラットフォーム「経海001号」が、このほど順調に煙台長島南隍城から東の海域に設置され、使用開始された。現在すでに20万匹の稚魚が入っている。煙台海事局が10日、発表した。
経海001号は海底設置型養殖用魚ケージプラットフォームで、水深は約32メートル。海水の容量は約7万立方メートルで、600−700トンの魚を養殖できる。同プラットフォームの使用開始により、中国の水深30メートルの養殖水域における設置型魚ケージ養殖の空白が埋まった。
「経海001号」
経海001号は海底設置型養殖用魚ケージプラットフォームで、水深は約32メートル。600−700トンの魚を養殖できる。
同プラットフォームは風力発電と太陽光発電により日常的な電力を賄う。自動餌やり、水中観測、水中ケージ洗浄などの設備により、ケージプラットフォーム養殖の自動化とスマート化を実現。
「経海001号」
同時にプラットフォームの頂部には生活エリアと機械エリアがある。養殖人員の居住、ビジネス接待、餌やりなどの機能を備える。すべての管理作業は自動化システムにより遠隔操作で行われる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月10日