経済>
japanese.china.org.cn |07. 07. 2021

中国SCO模範区―ドゥシャンベ間中欧班列、1本目が運行開始

タグ: 中欧班列

 image.png

 機械設備や建材などの貨物を満載した国際定期貨物列車中欧班列が5日午前9時10分、上海協力機構(SCO)模範区青島多式連絡輸送センターからゆっくりと出発した。これは中欧班列(済魯号)「SCO快速線」中国SCO模範区―タジキスタン・ドゥシャンベの1本目の正式な運行を意味する。


 情報によると、この列車の積載量は100TEUで、貨物の価値は約166万ドル。輸出企業は事前に青島税関所属の膠州税関ですべての申告・検査・通過手続きを終えており、霍爾果斯口岸に移され出境した。約15日後にタジキスタンのドゥシャンベに到着する予定。


 情報によると、中国SCO模範区―ドゥシャンベのポイントツーポイント列車は、SCO多式連絡輸送センターが運行する8本目の「SCO快速線」だ。SCO多式連絡輸送センターは現在まで20本の国際・国内列車を運行している。今年上半期のユーラシア列車の運行本数は前年同期比82%増の297本で、うち中央アジアは57%増の243本。SCO諸国のアジア太平洋市場向けの販路を切り拓く。


 SCOの経済規模は現在、20兆ドル弱にのぼり、創設当初より13倍超増えている。貿易額は6兆6000億ドルで20年前より100倍増加。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月7日