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japanese.china.org.cn |18. 08. 2021

中露初の川を跨ぐ鉄道大橋、レール敷設が完了

タグ: 中露初 川を跨ぐ鉄道大橋

 


作業員が17日、同江中露黒竜江鉄道大橋の施工現場で作業した。

 

 同江中露黒竜江鉄道大橋の施工現場で17日午前、中露両国標準軌接合部の最後のレールが設置された。これは中露両国初の川を跨ぐ鉄道大橋、同江中露黒竜江鉄道大橋のレール敷設の完了を意味し、大橋の全線開通・運営に向け基礎を固めた。



 

 同江中露黒竜江鉄道大橋は中国の黒竜江省同江市、ロシアのニジュネレニンスコエの間に位置する。橋の全長は約7194メートル、メインブリッジの全長は約2215メートルで、うち中国域内のメインブリッジは約1886メートル。設計上の営業速度は時速100キロ、年間貨物輸送能力は2100万トン。

 

 同江中露黒竜江鉄道大橋は南の東北3省とつながり全国に広がる。北は同江口岸とロシアのニジュネレニンスコエ口岸を経由し極東鉄道とつながり、西はロシアの内陸部に向かう。中国対露鉄道輸送ルートが1本増え、さらに西の欧州につながる新たなユーラシアインターモーダル輸送の大ルートを切り開く。これは中露の経済・貿易高品質発展の促進に対して非常に重要な意義を持つ。

   

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月18日