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japanese.china.org.cn |26. 09. 2021

天山麓のゴビのオアシス 新疆がワイン産業発展に尽力

タグ: ワイン産業


 今年7月、新疆ウイグル自治区人民政府は『ワイン産業発展の推進加速に関する指導意見』を通達し、ワイン産業を新疆10大産業の1つと国際競争力を備える特色産業に育成し、新疆をシルクロード経済ベルトの上質ワイン主要生産地にするとした。


 『意見』によると、新疆は天山北麓、伊犁河谷、焉耆盆地、吐哈盆地の4大生産区がけん引し、阿克蘇特色生産区と南疆三地州新興生産区の発展を推し進め、「4+2」生産区を主体とするワイン産業の大発展構造を形成する。2030年までにブドウ栽培面積を160万ムーに拡大し、ワイン加工による収入を100億元、直接雇用数を20万人にし、文化観光や飲食レジャーなどの関連産業の収入を500億元に増やす。


 『意見』の通達後、新疆各地(州、市)は積極的に応じ、栽培基地標準化レベルの向上、ブランド形成と市場開拓の強化、リーディングカンパニーの育成、特色ワイナリーの発展などに取り組み、「ワイン+文化観光」の発展、グリーン発展レベルの向上を推し進めている。


 4大生産区の1つである焉耆県はワイン用ブドウの「商品、ブランド、基準」の3段階戦略に目を向け、新品種・新技術の導入と改良から着手し、商品の科学技術力の向上に努め、ワイン産業発展のレベルを効果的に引き上げた。そのほか、同県は独特な地理環境とシルクロードの重要なターミナルという強みを生かし、「ワイン+文化観光」産業の融合発展を加速化し、ブドウ産業チェーン延伸の基礎を固めた。


 焉耆県の天塞酒荘はブドウ栽培、ワイン醸造、テーマ観光、ワイン文化普及などの機能を一体とした現代的なハイエンド体験式ワイナリーで、2800ムーの広大なゴビをブドウのオアシスに変え、中国本土の特徴的なワイン文化を全力で広めている。写真は、天塞酒荘の栽培園とワイン貯蔵室。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月26日

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