第130回中国輸出入商品交易会(広交会)が15日に正式に開幕し、世界のバイヤーを迎えた。これは新型コロナウイルス感染症の影響を受けながら、世界で真っ先に再開された最大規模のオフライン展示会だ。今回の広交会はオンライン・オフライン融合開催の新モデルを採用。オフラインの展示面積は40万平方メートルにのぼり、ブランド企業と民間企業を中心に計7795社が出展。オンラインでは約2万6000社が出展し、過去最大となる282万点を超える展示品をアップした。初歩的な統計によると、20万人超のバイヤーが会場を訪れ、多くのバイヤーがオンラインで商談・購入する。
インドのバイヤー(中央)が15日、第130回広交会の現場を訪れた。
展示ブースにライブ配信スタジオを設置し、QRコードやVR体験を提供する。3回の「オンライン広交会」を経て、企業は実際の展示・取引にデジタル技術を活用している。オフライン展示エリアがよりハイテクでおしゃれになり、相互作用が強まっている。
「国内・国際ダブル循環の促進」という新たなテーマを受け、今回の広交会には域内バイヤーなどの新顔が加わった。海外倉庫、海運企業なども初出展。広交会の貿易サービスがさらに十全になった。
韓国のバイヤー3人が15日、第130回広交会小型電気製品展示ブースで商品を選んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月18日