中国の貿易発展には不安定で不確実な要素が残されている。貿易会社が原材料価格及び海運運賃の上昇といった問題に直面するなか、多くの「新顔」が「中国一の展示会」にこぞって登場した。主催者側の説明によると、今回の広交会ではオフライン展が2年ぶりに再開され、7795社が集まった。うち初出展は318社で、電子、機械、エネルギーなど多くの品種を網羅。
初出展企業の比亜迪が人気車「漢EV」を披露し、中国製新エネ車の国内外市場の一本化の加速を反映した。
第130回広交会で撮影された比亜迪の新エネ車(新華社記者・鄧華 撮影)
福建縦騰網絡有限公司が初公開した展示ブースに入ると、企業グローバル物流ネットワークの電子地図が特に人目を引く。十数年の発展を経て、同社は百本を上回る自前の国際専用線を保有している。海外倉庫の総面積は100万平方メートルを超え、1万5000社超の越境EC取引先にサービスを提供している。
同社の海外倉庫市場総責任者の劉韋華氏は、「ECの急成長に伴い、多くの伝統的な企業がモデル転換を求めている。これは双方にとってチャンスだ。広交会という契機をつかみ、伝統的な貿易に新たな血液を注ぎたい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月18日