秋を迎え、雲南省元江県南洒村の棚田で栽培されている面積300ムーの多年生稲「雲大107」が金に色づいた。雲南大学が24日に発表した情報によると、農業農村部の稲専門家チームはこのほど、多年生稲「雲大107」模範区の生産量測定・検収を行った。面積100ムーの遅稲の1ムーあたり生産量は464.8キログラムだった。
情報によると、多年生稲「雲大107」模範区は雲南大学、雲南省農業技術普及総ステーション、玉渓市農業科学院、元江県農村産業発展センターなどの機関が計画・実施。多年生稲は適した地域で1度栽培すれば、翌年(翌シーズン)より田を耕し、種子を購入し、種をまき、苗を育て、苗を植えるといった工程を省略できる。田の管理に取り組むだけで数年(数シーズン)連続のシンプルな稲生産が可能になる。同技術は種子及び労働力の使用を大幅に削減し、多くの煩瑣な生産工程を省略し、農作業の強度を大幅に下げる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月25日