今年下半期、イタリアのエネルギー価格が数カ月続けて高騰した。現地メディアは、今年の一般家庭のガス料金の支出は前年比15%増(155ユーロ増)になると計算した。電気代は約30%増(145ユーロ増)。
エネルギー価格の急騰は物価上昇率を押し上げた。消費者のクリスマス及びニューイヤーの消費能力が影響を受ける可能性があるとの分析もある。イタリアの10月の物価上昇率は2.9%。イタリア企業連合会は、物価上昇率が3-4%に上がれば、クリスマス期間中の消費が27-53億ユーロ減少する恐れがあると警告した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月30日