中国税関総署は7日、中国の対外貿易が18カ月連続でプラス成長を実現し、今年1~11月の輸出入総額が昨年通年の規模を超えたと発表しました。
統計によりますと、今年1~11月の中国の対外貿易輸出入総額は前年同期比22%増の35兆3900億元(約634兆3800億円)で、昨年通年の32兆1600億元(約576兆5000億円)を超え、2019年通年の31兆5400億元(約565兆3800億円)と比べると3兆8500億元(約69兆円)上回っています。国・地域別では、東南アジア諸国連合(ASEAN)との輸出入は前年同期比20.6%増、欧州連合(EU)との輸出入は同20%増、米国との輸出入は同21.1%増、日本との輸出入は同10.7%増でした。
1~11月の輸出入実績のある企業は前年同期比3万6000社増の55万3000社で、輸出入の増加を力強く支えています。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月11日