中央経済活動会議が8日から10日にかけて北京で行われました。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は、会議で重要な談話を発表しました。
会議では、「中国経済は靭性が高く、長期的に回復し発展していくファンダメンタルズに変わりはない」と示されたほか、「今年、中国の経済発展と感染症対策は世界トップレベルを維持している。また、国家戦略的な科学技術力の成長が加速し、産業チェーンの靭性が向上し、改革開放がより深く推進され、人民の生活保障が力強く効果的に推し進められている。エコ文明建設が持続的に推進され、第14次五カ年計画の良いスタートを切った。しかし同時に、中国の経済発展が『需要の収縮』『供給の衝撃(生産能力とコストが変動する可能性)』『期待の低下』という3つのプレッシャーに直面していることにも目を向けなければならない」と指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月12日