中国初の磁気浮上懸垂式車両「興国号」が14日、湖北省武漢市内でラインオフしました。江西省興国県を走る永久磁石リニア技術プロジェクトのモデルラインに使用されます。
中国初の磁気浮上懸垂式車両が湖北省でラインオフ
懸垂式車両は低コストのうえ敷地面積が小さく、視野が広く、歩行者や自動車と相互干渉しないなどのメリットがあり、観光スポットや商店街、サイエンスパークなどを結ぶアクセスに適しているとみられています。
「興国号」車両内部の様子
今回ラインオフした「興国号」は、永久磁石と永久磁石軌道間の反発力を利用し、非接触式けん引方式を採用し車両の浮上を実現しました。安全、省エネ、快適、保守しやすいなどの特徴があり、最大定員は88人、設計最高時速は120キロです。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月18日