中国初の全国産化100トン級無人艇が7日、浙江省東部の舟山海域で、初めての海上自主航行試験を終えました。これで、中国の無人艇の自主航行とスマートキャビン技術は新たな段階に入りました。
無人艇の長さは40メートルを超え、排水量はおよそ200トン、最大速力は20ノットで、波の高さ2.5~4メートルを示す海況5で正常に作業し、波の高さ4~6メートルを示す海況6で安全に航行できます。
無人艇の研究開発プロジェクトが始まったのは2015年末です。建設の全過程で中国国内の技術と付帯施設が採用されていて、全体的な技術は世界トップ水準に達しています。
次の段階では、船舶の性能を見るために、衝突回避テストを実施する予定です。
「中国国際放送局日本語版」2022年6月11日