持続的な高温の影響を受け、最近、中国の複数の地区で電力使用負荷は過去最高を記録した。これについて、中国電力企業連合会の責任者は28日、全国の電力需給は全体的にバランスが取れているものの、電力使用のピーク時には一部地域で電力供給がひっ迫していると指摘した。
今年1月から5月にかけて、中国の社会全体の電力使用量は3兆3500億キロワット時で、前年同期比2.5%増加し、水力、風力、太陽光による発電量は急速に増加している。6月に入って以降、前年同期と比べた電力消費の増加率はマイナスからプラスに転じ、夏の暑さの到来に伴い、河南、河北、甘粛、寧夏などの省レベルの電力網の電力負荷はいずれも過去最高を記録した。
また、新エネルギーによる発電量の増加は、電力使用のピークを迎えた夏の期間の圧力緩和にも一役買っている。データによると、今年5月末現在、中国では非化石燃料発電設備の容量は10億1000万キロワットで、うち風力発電、太陽光発電など新エネルギーの発電設備の容量は合計6億6700万キロワットに達している。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年6月30日
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