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japanese.china.org.cn |08. 11. 2023 |
四季で見る新疆 カシュガルで暮らす北京出身の若い女性
レンガ彫刻回廊を歩く李皓晨さん(中国網記者・王冉撮影)
晩秋になっても新疆カシュガルを訪れる観光客が後を絶たない。カシュガル古城吾斯塘博依街コミュニティの石榴花民宿は、全28の客室が予約で満室になった。経営者の李皓晨さんは大忙しだ。
1997年生まれの李さんは北京出身の女性で、以前は国画アーティストだった。2019年に絵画のテーマを探しにカシュガルを訪れると、現地の風土や人情に魅了された。家族の支援を受け、李さんはカシュガル古城で民宿を経営することを決めた。李さんは7つの屋敷を借りた。この北京出身の女性はカシュガルで自分の「家」を手にした。
カシュガル古城吾斯塘博依街コミュニティの入口(中国網記者・王冉撮影)
カシュガル古城はカシュガル市の中心部に位置し、古くから「カシュガルに来なければ新疆に来たとは言えず、古城に来なければカシュガルに来たとは言えない」と言われる。古城は2000年以上の風雨の洗礼を浴びたが、現在も活力を放っている。カシュガル古城は2015年7月に国家AAAAA級観光地に選ばれた。李さんは記者に、「AAAAA級観光地で暮らすのは実に良い気分だ」と大喜びで語った。
石榴花民宿の庭にあるザクロの木(中国網記者・王冉撮影)
李さんは民宿の内装について感慨深く語った。石榴花民宿の内装は「現地の建築物、現地の風格」という設計理念を十分に示しており、すべての細部からカシュガルの独特な魅力を感じられる。「内装において、現地の人々から良い提案を受けた。例えば回廊両側のレンガ彫刻は彼らからの提案だ。これらのレンガ彫刻は民宿全体の格を上げ、私たちの特色にもなった」石榴花民宿のレンガ彫刻回廊は現在、ネット上で人気のスポットになっている。多くの観光客が訪れ、現地のレンガ彫刻文化の魅力を実感している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月8日