2024年の市場の3つのキーワード②新興投資の台頭

タグ：マクロ経済　AI　半導体　経済規模

中国網日本語版 | 2023-12-21

　このほど開かれた「2023年雪球カーニバル」イベントにおいて、証券会社、基金、資産管理などの業界の複数の業界関係者が来年のマクロ経済の見通し、A株市場の投資状況、目下台頭中のインデックス投資及び定量的投資などの話題について議論した。

　業界関係者は、「投資家のマインド、評価、政策などの積極的な要素が持続的に蓄積され、顕在化している。関係者はマクロ経済回復の潜在力とA株市場の投資の価値に期待している。AIや半導体などを含むハイテク銘柄が特に機関から重点的に注目されている」と述べた。

　指数化などの新興投資が台頭中

　中国の経済規模の持続的な拡大と産業構造の安定的な高度化に伴い、中国の資本市場体系が日増しに健全化している。指数化投資や定量化プランなどの新興投資方法が急成長の段階に入り、参加する投資家が増え続けている。

　易方達基金指数投資部総経理の林偉斌氏は、「指数化投資プランは中国資本市場で発展の余地が大きい。コア寛基指数基金は投資家が経済の長期成長の成果を共有する基礎的ツールだ。長期的に見ると、指数の成長は主に上場企業の収益の増加及び配当利回りの駆動を受ける。しかし短期的な評価額の変化も非常に重要で、それを正確に判断するのは非常に困難だ。投資家マインドなどの要素が含まれ、偶然性が強いためだ。しかし全体的に見ると、評価額は長期的に平均値回復の流れを呈する」と述べた。