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japanese.china.org.cn |09. 01. 2024

13年連続で農家に計5300万元のボーナスを支給 江西省の栽培業者

タグ: 農家 ボーナス
中国網日本語版  |  2024-01-09

 江西省南昌市安義県鼎湖鎮の大邸宅で、どっと歓声が上がり、賑やかでおめでたい雰囲気になった。テーブルには1100万元以上の現金が積まれた。現地の栽培業者の凌継河氏が再び農民に年末ボーナスを支給した。

職員が8日、食糧栽培のプロに支給するボーナスを並べた。新華社記者・頼星撮影

 凌氏は今年、その耕地を管理する農家に13年連続で年末ボーナスを支給した。

「食糧栽培状元」の李臘秀氏とその妻が8日、ボーナスを手にしながら記念撮影に応じた。新華社記者・頼星撮影

 凌氏が帰省し農業に従事してから十数年に渡り、流転する耕地の面積は4000ムー以上から6万ムー以上に増えた。農家に毎年支給する年末ボーナスも50万元以上から現在の1000万元以上に増え、累計で5415万元を支給した。

 十数年連続の追跡取材により、凌氏が毎年「新たなアイデア」を持っていることが分かった。先進的なテクノロジーと優良品種を導入し、試験田を建設し、農業施設を改修・更新し、高基準耕地の建設を急ぐ。科学研究機関と協力し、従業員を学習と研修に派遣し、多くの新型職業農家を育成する。

 凌氏は2018年に専門的な農業社会化サービスチームを作り、工場の生産管理のように耕地を管理した。分業もより細分化され、育苗、機械植え、農薬散布、収穫、乾燥などの機械化を実現した。農家は耕地の管理に専念。1ムーあたりの収益は100元以上向上している。

 「今年はさらに栽培面積を6000ムー以上増やし、より多くの農家を率いる予定だ」凌氏の食糧栽培チームは現在300人以上の農家を集めており、さらに100人以上の農家が積極的に参加を検討している。

凌氏が8日、農家にボーナスを支給した。新華社記者・頼星撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月9日