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japanese.china.org.cn |10. 01. 2024

ハルビンの活況に見る、大国の経済の余裕

タグ: ハルビン
中国網日本語版  |  2024-01-10

 「氷の都市」ハルビンがこの冬、活況を呈している。国内で注目度トップになり、海外メディアからも注目されている。英紙「デイリー・メール」は、ハルビンは「観光業のサービスのハードル」を上げたと伝えた。さらに多くの海外ネットユーザーは、この「神秘的で美しい」場所に行きたいとコメントした。

 ハルビンの「氷雪経済」の活況は、中国の文化観光消費の回復の加速を示している。今年の元旦連休中のハルビンの観光客数は300万人以上で、観光収入は59億元を超えた。ロイター通信によると、この2つのデータはいずれもコロナ前の水準を上回り、ハルビンの「氷雪の奇跡」は東北旅行関連銘柄の軒並み高をけん引したと伝えた。

 「ダイヤの海」となったハルビンの松花江で7日、観光客が散策を楽しんだ。新華社記者・謝剣飛撮影

 民族衣装を着たホジェン族の人々と饒河県文化観光広報大使が6日、ハルビン中央大街で観光客と交流した。新華社記者・王建威撮影

 ハルビンの盛況ぶりは、大国の経済発展の掘り下げの新たな余地を反映した。大国の経済の大きさは、この余地の大きさと発展の強靭性の高さや、地域差と産業の多様性が散らす新たな火花にある。これは新たな成長の原動力を引き出す。中国は面積が広く文化が多元的で、異なる要素のぶつかり合いは往々にして豊富な消費の新シーンを生み出す。北上し冬景色とスキーを楽しみ、南下し花や海を観賞する。北方も南方もそれぞれの特色を持つ。このような地域差は消費の新業態・新モデル・新シーンを生み出し、中国経済に消費の駆動力を捧げる。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月10日